3月に世界女子カーリング選手権が行われ、札幌で、カーリングというスポーツの知名度も高くなりましたね。今月はそんなカーリングを体験してみようということで、5月25日に体験会を行いました。
参加者は、10名。
場所は、どうぎんカーリングスタジアム。地下鉄東豊線 月寒中央駅から徒歩5分です。
月寒中央駅 出口標識にも、カーリングが!
まず、実際にカーリングをする前に、館内の案内をしていただきました。観客席からカーリングの一般的知識(ホールの温度、湿度、シートの大きさ、ストーンの重さ、価格)の説明を受けた後、さらには、競技利用スペースや管理部門スペースなどにも入らせていただきました。特に、アイスメーキングの道具などは普段近くで見る機会もなく、参加者からも質問が出ていました。
その後、カーリングの体験にうつりました。安全対策のため、ヘルメット、軍手、ひざあて、ひじあてをお借りし、準備体操。さらに、ブラシを持って、いざ氷の上へ!レンタルシューズは、フットサルのシューズを使っていて靴底はすべりにくくなっています。利き手と反対の靴に氷上を滑るためのカバーをつけます。氷の上では、片足だけがスベルすべるスベル!
ブラシを杖代わりにおそるおそる氷上へ。滑らない方の足で軽く蹴って、滑る方の足でバランスを取って前に進む…簡単そうに聞こえますが、やってみるとこれが難しい!やっとの思いでシートの中央まで進み、ハック(陸上でいうとスターティングブロックのようなものといえばわかりよいでしょうか。。。)を蹴って前へ進むための練習から開始です。本物のハックを使う前に、シートの枠を蹴って前へ進む練習を繰り返しました。
次は、両手に持ったストーンを支えにして、実際にハックを蹴ってみます。この後、ストーンを利き手、ブラシをもう一方のわきに抱えて蹴り出しの練習。テレビで見たなぁと思いながら、転ばないようにするのが精いっぱい。最後に、ストーンを離すところまで体験しました。ストーンの行く先を見守る余裕などございません!なんといってもストーンを離すと一気にバランスが崩れます!
先生曰く、体幹が鍛えられていないと、まっすぐ蹴り出したり、投げたりするのは至難の業とのこと。アスリートはやはり鍛え方が違うわけですね。
最後はミニゲームとして、2チームに分かれてストーンを投げあいました。シートの半分をつかって、シューズカバーを外して手だけでストーンを投げます。みなさん、力加減がわからずこれもなかなか苦労しました。でも、スウィープもゴシゴシっと体験し、少しですが、ゲームの雰囲気を味わうことができました。
あっと言う間の1時間。
テレビで見ていると選手は涼しい顔で試合に臨んでいますが、結構ハードです。明日(明後日?)の筋肉痛に一抹の不安を抱きながら、解散したのでした。