ミュージアムと展望台リフトのチケット売場は、ジャンプ場横にあります。
まずは、ウィンタースポーツミュージアムへ。学芸員さんに案内していただきました。
こちらは、10月1日からリニューアルのため来年2月中旬まで休館になります。
展示も大きく変わるそうですが、変更にならないところを紹介していただきました。
「宮様スキー大会」は、1930年から開催されていますが、第3回大会からは、大倉山を使用しているそうです。高松宮様がご使用になられたスキー板が展示されています。時代によりスキー板の長さが変遷しているのも興味深いです。中央にあるのは、折りたたみ型のスキー板で大変めずらしいとのこと。
秩父宮様が北海道へスキーツアーにおいでになられたときに、護衛についたのが北海道大学のスキー部でした。その引率をしていたのが、大野清七教授。彼は札幌のウィンタースポーツの礎を築いた人です。秩父宮様が仰ったお言葉がきっかけで、昭和15年の冬季オリンピックの開催地に札幌が決定しましたが、太平洋戦争直前の不安定な状況で中止となりました。しかしながら、これが1972年開催の札幌オリンピックの原動力になったそうです。
1972年札幌オリンピックのコーナーには、当時のメダルや写真、ユニフォームの展示や札幌オリンピックのロゴなどが展示されています。ロゴは日の丸と雪の結晶をデザインされたもので、シンプルだけれど、縦にしても横にしても形が変わらない、斬新なデザインです。
また、札幌オリンピックが開催されるにあたり、地下鉄の開通や幹線道路の整備など、札幌市が発展するきっかけとなりました。
また、札幌オリンピックが開催されるにあたり、地下鉄の開通や幹線道路の整備など、札幌市が発展するきっかけとなりました。
最後に、リフトを使って、ジャンプ台の展望台へ行きました。