参加者は6名。札幌駅北口鐘の広場に集合して、11時20分のバスに乗る予定でしたが、
集合時間前に全員揃ったので、1本前のバスに乗りました。
札幌駅北口 中央バス188番は、平日は30分に1本、土日は20分に1本あります。
乗車時間は10分少々。
12時のプレミアム・ツアーまで時間があるので、ビール博物館の外もゆっくり見学しました。
建物の外には、1876年(明治9年)に開業した「開拓使麦酒醸造所」に当時もあった
積み上げられた樽(復元)があります。
右から読むのか?左から読むのか? よーく見ていると、縦書きでした。
「麦とホップを製すればビイルとゆふ酒になる」と書かれています。
また、大きなビールの仕込釜も屋外に展示されています。
建物の周りには、綺麗に植えられた花壇があり、季節の花も楽しめます。
総合受付の看板は、日本語、英語、中国語、ハングルで記されています。
プレミアムツアーは、前日までに予約が必要です。有料500円。
受付を済ませると、プレミアムツアーのカードを渡されます。エレベーターで3階へ。
待合室で札幌や麦酒醸造所の歴史の映像を見て待ちます。
さあ、プレミアムツアーの開始です。
なお、プレミアム6Kシアターは撮影禁止になっています。
私達も、中川清兵衛の話でした。
(毎時30分スタートのツアーは、村橋久成、但し変更あり)
(毎時30分スタートのツアーは、村橋久成、但し変更あり)
先人たちの情熱、努力に胸が熱くなりました。
シアターの後は、サッポロビールの歴史を色々な資料で見ていきます。
1926年に作られた煮沸釜。一度に黒ラベル350ml缶、24万本分の量を製造することができるそうです。
1926年に作られた煮沸釜。一度に黒ラベル350ml缶、24万本分の量を製造することができるそうです。
こちらは、最初に製造された札幌製麦酒。当時は蓋は缶ではなく、ワインのコルクでした。このため、東京に輸送するまでに中身がほとんど出てしまったそうです。
こちらは、歴代の黒ラベル。「黒ラベル」の名前の由来も説明してくれます。
そして、最後はお楽しみの試飲タイム。ツアー参加者全員で、乾杯です!
「復刻札幌製麦酒」はプレミアムツアーでしか飲めません。これは、創業当時のレシピで作られたビール。明治天皇も、召し上がれて、おかわりを所望されたビールです。
当時は冷蔵技術がないため、ホップが多めに使われているとのこと。ただ、私は苦味より甘みを感じました。「黒ラベル」と飲み比べですが、隣の席にいた台湾からの男性二人に聞いたところ、黒ラベルの方が美味しかったそうです。